昨日は筋肉不平等条約の当事者が元気よくジムに飛び込んできた。
家から走ってきましたとのことだ。
「このくそ暑いのに、走ってきたのか?」と聞くと、「若者Sが走っていると聞いたので、私も走ってきました」とのことだ。
若者Sは黒色のマスクをして昼に走っているようだ。
「低酸素マスクなんですよ」とのことなので、高地トレーニング効果を期待しているのだろう。
日中はかなり気温が高くなってきたので、私は外を歩くときには、「無料の広いサウナに入れてもらえてありがたい」と思いながら、楽しく歩いている。
この二人は、早朝にも他で2時間トレーニングをしているが、全く疲れ知らずのホラー映画のゾンビ並みの体力を持っているようで、「帰りも走って帰ります」と言っていた。
こんなことを他人にやらされたら、最近ではすぐに訴える人もいるかもしれないが、「楽しくてしょうがないです」とのことなので、気は持ちようだ。
たいしたトレーニングをしていない者に限って必死でやっているとアピールするようだが、好きでやっている者は楽しすぎてどこまでもトレーニングするのでストレスもゼロで二人とも横になったらすぐ寝ていますとのことだ。
この辺りに伸びる者と伸びない者の差があるように思えてならない。
昔、テレビで火の中に歩いて行って焼け死ぬ僧侶の映像が流れていたが、火に焼かれても全く動じることなく痛そうなそぶりもみせず死んでいたように思う。
自分が好きなことに突き進んでいる時は、暑さや辛さなどを感じず、楽しみしか感じないのだろう。
暑い、辛い等と口を開くたびに九官鳥のようにしゃべっていると負け犬への一里塚へ到着するのも時間の問題なのかもしれない。
夏風邪気味だったので、病院へ行き、喫茶店で薬を飲んでジムに歩いてきて、暑さの中で気合いを入れる為にブログを書いてみた。
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