解明された内部事情

 ネットでトレーニング法を調べていろいろな種目でトレーニングしている会員さんが、レッグプレスの椅子の高さを高くしてトレーニングしていた。

 会員さんが帰ったので、レッグプレスの椅子の高さを元の位置に戻そうとして、レバーの先に付いている丸い持つところを回したりして引っ張ると外れてしまった。

 金具がバネに吸い込まれるように中に入ってしまった。

 ねじを回そうと30分くらい格闘したがびくともしない。

 翌日、家からペンチのような物を持ってきたが、「ウオーターポンププライヤー」といふ道具を使わないとねじは回らないようだ。

 ジムでレッグプレスの椅子を引き抜き、金具を掴もうとしたら、35cmくらい下の鉄の空洞の中に金具が落ちてしまった。

 靴ベラで引き揚げようとしたら、底で斜め十字に挟まり完全に金具が動かなくなってしまった。

 強力磁石でビニールテープで魚釣りのように引き上げようとしたが、すぐ横の鉄に磁石が付いて下へは下りて行かない。

 100円ショップへ行き、30cmのトング、伸びる棒、コインケースを買ってきた。

 30cmのトングは短すぎて届かなかった。

 伸びる棒の先に強力磁石を2個付けてセロテープでとめ、鉄の空洞の35cmの底に下ろすと金具が磁石に付いたので引き上げた。

 金具を設置した後、会員さんに金具を引っ張ってもらい椅子を差しこんだ。

 マシンの内部構造の理解不足で手こずったが、普段目にしない内部の仕組みが理解できたので良かった。

 今後は、間違えて把手を引き抜いたとしても、いつでも直せる自信が出来た。