一輪の赤い花

朝、ジムへ行くために駅まで歩いていると、道端に赤色の花が咲いていた。
普段は、緑色の葉しか見えないので、全く気にすることのない葉だった。
蕾が多かったので、2~3日くらいは綺麗な赤色の花が、国道の横の二酸化炭素にまみれている場所に咲くのだろう。
植物は二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出すので、その花にとっては最高の場所なのかもしれない。
その花が咲いたことに気付いたのは初めてなので、おそらく年に1回だけ、4~5日くらいだけ咲く花かもしれない。
周りが花だらけの所に咲いてもインパクトはないが、コンクリートと二酸化炭素しかない殺風景な場所に咲いていると、物凄く綺麗な赤色の花に見えた。
0.5秒くらいしか見ていないが、強い印象が残った。
ただ咲くことしか考えていないので、美しく見えるのだろう。
このことから、余計なことを考えずに、「部屋を綺麗に掃除しろ」といふ教訓を与えられたような気がしてならない。
誰にも見られないところを綺麗にするといふことの重要性を深く考えさせられる1日となった。
パーソナルトレーニング専門ジム
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