11/8(火)21:38
夜の7時過ぎにジムに来られた方が、「月が凄いことになってますよ」と鉄の扉を入ってくると、言われた。
昼間にラジオで天体ショーが見れるといふようなことを言っていたので、驚きが半減した。
情報化社会の欠点で夢が無くなる。
事前情報がない状態でこの文言を聞いたなら、第二のビックバンが起こるのか?宇宙規模での大変化の予兆か?平安時代の暗殺された貴族の怨念か?と想像が膨らんでいたと思ふ。
原始時代の人間が見たら、驚き、生贄を用意するのではないかと考えるのは正解だろう。
とはいふものの、どんなになっているのか興味があり、4階からエレベーターで降りて、夜空を見上げると、月がほとんど隠れて赤黒く不気味な色になっていた。
なんでこの色になるのかは不明であるが、人間が出せる色ではないのは間違いない。
約一時間後にネットニュースに現象の説明がされていたので、理由を知って意外な事実を突きつけられた。
月の前に別の星が横切っているのかといふことを原始人は思って想像を膨らませて、呪術師の職の安定が保証されていたと思う。
すぐに答えを出すのは結構だが、現在では、呪術師が生活するなら、ネット環境の不具合な場所を選ばないとやっていけないんじゃないかと思う。
空を見上げた時の、宇宙レベルの芸術の感動もインターネットニュースを見た瞬間色あせてしまったので、知らないまま生きた原始人の方が想像力は豊かそうだ。
知らないほうがいいこともあるといふ教訓を知り、また、一つ勉強させて頂いた。
パーソナルトレーニング専門ジム
マッスルラボ大森
大森友紀
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