アイスピックと方位計

2023年3月15日(水)23:47

 
 朝、6時過ぎに目が覚めると、不燃ごみと資源ごみを出しに地上へ降りた。
 30分の1を継続しているので、不燃ごみも発生したといふよりも、気付いていなかった折れた傘等に気付いた。
 けふの30分の1は炊事場と冷蔵庫を掃除した。
 冷蔵庫の中は掃除していなかったので、こぼれた飲み物が固まっていて凍って化石化していて、洗剤をかけてスポンジたわしでこすってもびくともしなかった。
 時間が経っても綺麗にならないので、いらいらしているといいアイデアが思いついた。
 10歩程、北と思っていた方角へ歩き、アイスピックを右手で掴むと冷蔵庫の前に立ち止まった。
 野菜ジュース?がこぼれて冷凍化され塊り、不気味な気持ち悪い光景を目の当たりにし、銀色に鋭くとんがったアイスピックの出番となった。
 物体にアイスピックを突き刺し、右から左へと薙いだ。
 何十回も繰り返すとかなりの物体が消滅したが、時間が経つと冷蔵庫が「ピーピー、ピーピー」とけたたましく警告音を鳴らしてくるので、開けて締めて開けて締めてを数十回繰り返した。
 何が悲しくて、朝から冷蔵庫の扉を何十回も開け閉めして、その間隙を縫って、アイスピックを突き刺し、左へ払いとやっているのかと思ふ。
 最後の方は、どうやってもアイスピックで薙いでもびくともしなかったので、アイスピックでゴシゴシこすってやっとのことで、綺麗になった。
 プラスチック製の容器も全部出して洗い、冷蔵庫も全部拭いたので、ピッカピカの新品同様になった。
 とまあー、こんな感じで最近の朝は過ごすことが多いでしょうか?
 上記の文中に「北と思っていた方角」と記入しましたので、読者の中には「どういふことだ」と思われるもの好きもいるのかいないのか分かりませんが、答えとしましては、先日、机の一番下の引き出しの中に方位計があるのを発見し、蓋を開けて、見てみると赤矢印の北方向が自分の思っていた北と約90度くらい違っていたといふ話です。
 まあ、90度くらいなら誤差の内ですので、ほとんど正解ですので、気にしていません。
 あまり正確を期していると、今までの枠組みから踏み出せないと思いますので、新しい発見は出来ません。
 しかしながら、120度を誤差というような人がいるとすれば、もう、手の打ちようがないといふか付ける薬はありません。
 字数の関係でまた明日。
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