ブラックの机の上には、郵便受けに届いていた選挙新聞のような2枚くらいの薄っぺらい紙類があった。
出窓と同じにノートパソコンとスタンド以外は何も置かないことにしたので、テリトリーを侵害したことになる。
プラスチック製の衣装ケースに粗大ごみのシールを貼って外に出したので、スペースが広くなった。
2月末頃から1/30ずつ掃除していたので、全ては片付いて想像していたよりも大きい効果があったと思ふ。
薄っぺらい新聞を片付ける必要があるので、県と市の立候補者の全員の写真と書いていることを読んだので、捨てるスペースに移動し、テリトリーの回復を図った。
8:30~期日前投票を受け付けるようだったので、8:30過ぎに区役所へ行った。
5人くらい前を歩いていたご老人は全員がエレベーターを見向きもしないで階段で3階に投票しに行かれていたので、続いて階段を上がった。
歩きながら、どんな人が働いているのか右左を見ると、上役?の人が気付いてこちらを見たようだ。
投票する人は前を向いて歩いて行くので、働いている人を見る人は少ないのだと思った。
歩きながら、右左と2~3秒見ただけだが、どんな人が何人くらい働いていて机の上の整理整頓も目に入った。
区民の為に真面目に働いている印象を受けた。
最近の選挙では知名度で当選する人も多いので、市民の生活の向上を考えて働くといふよりも、自分が目立つこと第一に考えているんじゃないかと思える人も増えているんじゃないかと思う。
やはり、期日前投票なので、投票場所は変わったが渡されたものは、前回と同じ競馬用の爪楊枝くらいしかないような黒色のボールペンだった。
購買担当者は競馬好き?と思うのは、ミステリー小説中毒者だと思うので、そう思った人は、あまり深入りしないようにしてください。
薄新聞の人間を思い出しながら名前を書こうとすると、立候補者は2倍くらいいることに気付いた。
私もそこまでの情報は持ち合わせていないので、不意を突かれた形ではあるが、やはり広告代などの選挙活動費の関係で出せない人は出せないのだと納得した。
市と県で一人ずつ名前を書き、一票を箱の中に入れるために指を離すと、大きめのジェラルミンケースの黒色の闇の中に音もなく吸い込まれていった。
独裁国家と民主国家の票の数え方には違いがあるようだ。
マッスルラボ大森 大森友紀
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