月曜のジム事情

6/26(月)23:30

 朝、トレーニングに来られた方は今月からトレーニングされている。
 背中のバーベルでの種目も初めて行いましたが、「この種目は難しいですね」と言われる種目もあった。
 やりたくないといふ意味とは逆に、やりがいがありそうな種目なので、しっかりやれるようになりたいとのことだ。
 フリーウエイトで初めて行う種目は、バランスのとり方も分からない場合は慣れてくるまでは、中々うまくできにくいものもあると思ふ。
 しかしながら、何度も何度もやっていくうちにフォームも覚えると物凄く筋肉に効くようになり、成果が出てくると思う。
 「失敗の科学」という本を読んでいますが、それを読んでいると、失敗から学習できることが多いということが分かる。
 日本人が世界で一番失敗を恐れているといふことも書いていて、なるほどと思うこともある。
 業種によって失敗に学ぶか学ばないかがはっきりと分かれるようだ。
航空業界では、1910年代は、2名に1名以上のパーロットが事故死していたが、最近は、830万フライトで1件の事故に改善されているようだ。
 業種は書かないが、年間数万件の重大なミスをする業界もあるようだ。
失敗を隠すので、失敗から学ぶことが出来ないので、何度でも同じ過ちを繰り返すそうだ。
 エリートや社会的地位の高い人上下関係の激しいところやプライドが高い人などに、失敗を隠したり、絶対に認めない人が多いようだ。
 飛行機事故なら墜落すれば、ほぼ全員死亡するので、隠しようもなく、徹底的な調査や原因解明、改善策の徹底がなされて、約1,000万フライトに1回の事故しか起きないような信じられないような安全性を身に付けることが出来たのだろう。
 倒産するような会社もあるようなので、経営的にはうまくいかないのかは知らないが、安全性という面から見れば、物凄い高度な失敗を教訓にするやり方を身に付けているのだと思ふ。
 トレーニングも同じで、種目的にやりにくいなと思っても、そこであきらめずに、航空業界の高度な安全性を思い出して、奮起しましょう。
   パーソナルトレーニング専門ジム
      マッスルラボ大森
         大森友紀

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