最高級眼鏡によるスパークリング思考?

7/14(金)23:36

 午後からジムに来られた方は、眼鏡を掛けられていた。
 いつもは、眼鏡を掛けていないが、視力が悪いので、最近は掛けるようになったそうです。
 
 自分の目のレンズと眼鏡のレンズで世の中を見た場合には、裸眼では見えなかった物まで見えてくるかもしれません。
 同じものを見ても、自分のレンズで見ているので、目の奥にある脳の記憶や体験などから、人によって違って見えるらしいです。
 最高級の眼鏡のレンズで見た場合は、世の中はどう見えるのでしょうか?
 視力が悪い人が見た場合は、あばたもえくぼといふことでしょう。
 人によって変わった見方があるといふことで、先程、読んだ本にも変わった考え?の人がいました。
 16世紀の大ベストセラー!「人間の愚かしさ」を称賛するルネサンス精神 「痴愚神礼讃」デジデリウス・エラスムス(1466頃~1536)
  現代の経営者の人たちが聞くと怒りそうなことを書いているので、そういふレンズの見方もあるのかと思いましたので、ご紹介します。
 ・この女神は人間のありのままの性格を喜ぶ性格
 ・世間的な道徳、キリスト教会の生まじめすぎる倫理と指導を人間的な物ではないと暗に批判し、真面目な堅物を嫌います。
 賢人などの堅物はその場の空気を冷たくさせ、人生を墓場の様にしてしまう。
 ・神学者、聖職者、哲学者など、もってのほかとされます。
 ・彼らは、食事をまずくし、なごやかさをだいなしにし、人生を窮屈で苦しみに満ちたものにしてしまうからです。
 「賢人は古代の書物のなかへ逃げ込んで、そこから学びとるものはたんなる屁理屈だけ。愚者のほうは、現実や危険に接していって、・・・・中略・・・・ほんとうの分別というものを身に付けます」
 と、「哲学書100冊から世界が見える」といふ本に書かれていました。
 大会社などで働かれている方が、経営陣にこの考えを主張すると、張り倒されて、首にされる可能性がありますので、納得できる考えがあったとしても、あまり声高に主張しないほうがいいのかもしれません。
 そうすると痴愚神からは、怒られるでしょう。
 しかしながら、名前が名前ですので、たいして気にすることもないでしょう。
 ジムで見かけた高級眼鏡から、少し思考が飛躍し過ぎたようでしたら、冷えたコーヒーでクールダウンします。
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