ある郵便局での出来事

20231212日(火)2323

 朝は郵便局に立ち寄って、用事を済ませて帰ろうとすると、「これ食べますか?」と飴玉2個頂いた。 

 子供や子犬じゃないのに、なぜ、飴玉をくれるのだろうと不審に思いながら頂いた。

 帰ろうとすると、すかさずA4版の紙を見せられ、「こういふ物もありますが、注文できますよ」と言われて、覗いてみるとラーメンか蕎麦か何かの注文販売のカタログだった。

 最近は毎日、焼きそばを食べているので、同じ麵系を堪能しているので、「いらないです」とお断りした。

 魚釣りでいふと、飴玉がジャミ(撒き餌)でラーメンが鯛だったのだろう。

 しかしながら、ジャミで鯛は釣れないだろう。

 海老で鯛を釣るといふので、飴玉が経費削減の為、通常の飴玉の1/3くらいのサイズしかなく、乳幼児用の袋から取り出した飴玉だったのかもしれない。

 桃の半分ぐらいの巨大飴玉であったなら、度肝を抜かれて、誘導されていた可能性はある。

 ジムへ向かいながら飴玉を食べると一瞬でかみ砕いて飲み込んでしまい、今はもう飴の味を覚えていない。

 郵便局では、私の他にも23名お客さんがいたが、他の人には飴を渡していなかったようだった。

 といふことは、何か飴を渡す基準か就業規則があるのだろうといふことは容易に想像できる。

 どういふ人に飴を渡すべきと就業規則に書かれているのかを想像してみると、

1.      飴を渡して受け取りそうな人相をしている。

2.      番号札を引いて椅子に座って順番待ちをしている時に、他のお客が局員にクレームを言っていたが、局員の方がクレーム慣れしていて一枚上手だと無言で勝手に軍配を上げていた客だから。

3.      窓口で「身分証明書を見せてください」と局員に言われたので、免許証を渡すと、免許証ナンバーを紙に控えられた客だから。

4.      昨日も来た客だから。

5.      郵便局に行った時には、結構腹が減っていたから?

6.      身体の大きな人間に、乳幼児サイズの飴玉をあげてみたかった。

7.      飴玉に釣られてラーメンを注文すると確信したから。

8.      ノルマが厳しいから。

9.      クリスマスが近づいてきたから。

10.  自分好みの飴じゃなかったから。

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