2023年12月14日(木)22:05
約4年ぶりにジムに来られた方が鉄の扉から入って来られた。
「覚えてます?」と言われたが、当然覚えていた。
何カ所かジムに通ってトレーニングされていたようです。
「体重が増えてしまったので、痩せたい」とのことでした。
どれくらい増えたのか聞くと、「2kgです」とのことだった。
4年間で2kgということなら、大食いの人なら1日で増やせるくらいであるので、ぜんぜんたいしたことないんじゃないかと思ったが、4年間もあれば、色々な道のりがあったようです。
○kgになって、○kg落として、また○kg増えて、○kg痩せてと紙に書いていたら、5~6回上下動した形跡があり、たかが2kgと思ったが、されど2kgの誤りだった。
どういふことかと言ふと、例えば、オリンピックで走高跳びで、3m飛ぶと世界新記録の金メダルは間違いありませんが、遠く離れた月でやったのであれば、小学生にも負けるでしょう。
月と地球の空気や重力が違うので、軽くジャンプすれば18mくらいは跳べる?のではないだろうか?
といふことで、「2kg」と言ったところで、どの角度から2kgを捉えるかによっては、重大な影響を与える2kgといふことも出来る。
生きている人の2kgであれば、それほど驚くことでもないように思うが、これが○○○○の2kg増といふ話になった場合には、FBI,CIA,MI6、古代ギリシャ人まで
が放っておく筈はない。
厳密に言ってしまえば、ビックバン以前は、目に見えない小さい物の大爆発で宇宙が誕生したといふことであるのであれば、「2kg」ということなら、その数億倍以上はゆうにあるということは、3歳児でも理解できる。
以上の事から導かれた結論としては、「4年間でたった2kg?」と安易な気持ちで考えること自体が平和ボケした思考回路に繋がる可能性もあるので、色々な角度から考えないといけないといふことを痛感した。
「一食で2kg」といふ人もいれば、「その2kgが命取り」ということも気持ちの問題で、30kgプラスを呼び込む土壌になる可能性もゼロではないので、自分の気持ちが危険信号を発したのであれば、真摯に「2kg」と向き合い、今後の人生設計を考えましょう。
https://www.muscle-lab-ohmori.com
パーソナルトレーニング専門ジム
マッスルラボ大森
大森友紀
コメントをお書きください