読書三昧

2025.3/10(サロン・ド・マッスルラボ大森)

 

Vol.3

題名:三島由紀夫のエッセイ1

         私の遍歴時代

著者:三島由紀夫

発行:ちくま文庫

1995年4月24日 第1刷発行

 

三島由紀夫という作家の名前はよく目にするので知っていますが、本を読んだことは殆どなかったので、どんなことを書いているのかと興味を惹き読みました。

 

本の裏表紙にあの衝撃的な死から25年と書かれています。

大正時代に生まれたということに驚きました。

身体を鍛えてボディビルもやったことがあるようなので、もっと最近の人かと思いましたが、戦争中にも小説を書いていたそうです。

 

この本は小説かと思いましたが、16個のエッセイを集めて本にしたものでした。

 

なぜ、鍛え始めたのかやどの作家が嫌いで、「わが魅せられたるもの」で気に入っているもの等も書かれていて、どんな人だったのかよく分かります。

 

真剣師のような印象もありますが、全く違うような一面もあり、いろんなことを真剣に考える人なのだと思いました。

 

最後のエッセイの「独楽」では、学生が本当に家に来たのか？自分の空想で書いたのか？は読んでみて分かりませんでした。

 

また、今度、違う本も読んでみようと思いました。

 

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